自然の恵みから生まれた糸と生地で作られた
あなたの体と肌によりそう健康アイテムです。
素肌やデリケートな部分には、できるだけ安心で刺激の少ない素材を使ったものを選びたい。
肌への負担を軽くし、自然への配慮も考えた布なぷきん。
できるだけ自然に近い力で身体を温めるウォーマーなど、
身体のことを考えて作られた、あなたの健康のためのアイテムを集めました。
布なぷきんで 身体を楽に、心も楽に!
布なぷきんを使っているスタッフが口をそろえて言うのは「ムレやかゆみ、かぶれの不快感から解放された!楽になった!」ということ。口には出さないけれど女性特有の悩みは、誰でも抱えているものですよね。いやだな・・・と思いつつも、仕方ないと思って薬に頼ったり我慢したりしていたことが、少しでも楽になるのなら試してみる価値があると思いませんか?
確かに布なぷきんは手間がかかりますし、上手く使えるのか、漏れないのか不安はあります。それでも、もしかしたら、これが身体と向き合うきっかけになるかもしれません。もちろん個人差はありますが、続けることによって身体も変化し、生理に対する自分の捉え方も変わっていきます。中にはPMSや生理痛が楽になったり、経血量が安定する方もいるようです。
益久染織研究所の布なぷきんは、自慢の手つむぎもめんを使用して、サラッとしつつ肌馴染みのよい柔らかさが特長です。ぜひたくさんの方に体験していただきたい風合いです。月に一度の貴重な機会を大切に、丁寧に過ごしてみませんか?
初めての方へ
布ナプキン、その存在を初めて知った時、
「え?本当に大丈夫なの?」と多くの人が思うでしょう。
それと同時に、生理の時の身体の辛さや様々な不快感を思い出し、
「それが少しでも楽になるの・・・?」と興味を持つと思います。
みなさん口には出さないけれど女性特有の悩みは、誰でも抱えていると思います。
生理にまつわることはデリケートな話題なので、面と向かって話題にするのもちょっと難しいですよね。
そんな不安や疑問を少しでも解消していただければと思います。
まずはよく取り上げられるメリットとデメリットをご紹介します。
布ナプキンのメリット
蒸れにくいからかぶれにくい
かゆみやかぶれの原因となるのは蒸れ。紙ナプキンに比べるとずっと蒸れにくいので、不快感が随分と少なくなります。
ニオイが気になりにくい
ニオイの原因は紙ナプキンに経血が吸い込まれること。あれ?こんなににおわないの?と驚きます。
生理痛が軽くなる人も
中には使い続けることで、生理痛や経血の量が軽減する方もいるようです。(個人差があります)
長く使うと経済的
最初にたくさん揃えるのには、なかなかの資金が必要ですが、一旦揃えてしまえば5年ほどは使えます。中には手作り派の方もいらっしゃいます!
自分の身体と向き合う時間ができる
自分でナプキンを洗濯するので、経血から自分の健康状態を考えるようになったという声がよく聞かれます。
逆にデメリットというと...
自分で洗濯する必要がある
紙ナプキンであれば、捨てればおしまい!ですが、布ナプキンは家に持ち帰って洗濯する必要があります。慣れるまでは手間に感じるかもしれません。
荷物がかさばる
布ナプキンは取り替えて持ち歩くので、荷物が減ることはありません。
売っている場所が限られている
紙ナプキンのようにドラッグストアでは買えません。
着用感がある
紙ナプキンに比べると、随分厚くなってしまう日もあります。場合によっては、着る服を選ばないといけないことも。
紙ナプキンについて
紙ナプキンは「紙」とはいうものの、不織布や経血を吸収する高分子吸収体など原料のほとんどが石油由来の製品となっています。
効率的に水分を吸収し冷却効果もある高分子吸収体ですが、長時間着用すると通気性が悪くなり、デリケートゾーンの湿度が高まります。そのため蒸れて敏感になっている肌にかゆみやかぶれが生じやすくなるようです。
またその冷却効果が「冷え」の原因になっているとも言われています。使い捨てができ便利な反面、再生不能なゴミとなっている点も見逃せません。
選択肢のひとつとして
紙ナプキンと布ナプキンを比較すると、紙ナプキンをどうしても悪役にしてしまいがちですが、女性の社会進出にも役立った欠かせない存在でもあります。通気性がよいことを売りにした新製品も出ていますし、メーカー側も使い心地の改善を続けています。
ただ私たちは、まだまだ知られていない布ナプキンを知ってもらいたいと思っています。
選択肢の一つとして、あるということを広めて行きたい。悩みと言っても人それぞれですが、もしかしたら布ナプキンですこしだけでも楽になるかもしれないと思います。それを選ぶのは「あなた」なのです。
手軽さや使い勝手の良さでは、紙ナプキンを手放せないという考えももっともだと思います。ただ少しでも興味があるのなら、試してみる価値は十分あるのでは?
現在では以前よりも、色柄が豊富で素材も様々な布ナプキンが販売されていますし、かわいいものに出会って興味を持つ方も多いようです。
初めての方は、ライナーから取り入れて風合いを確かめてもいいですし、また休日だけお家で試してみるのも一つの方法。外出時、長時間ケアできない時や、旅行等は紙ナプキンを併用する等、取り入れ方はアイディア次第です。
布ナプキンを使うことが不安の元になってしまっては本末転倒!ご自分の生活スタイルに合わせて、気楽に柔軟に取り入れてみてください。
益久の布なぷきんとは
益久の布なぷきんは、無農薬・無肥料の畑で栽培された綿を原料に
手で紡いだ糸を織りあげた、非常に肌あたりの良い生地を使っています。
また綿そのままの色の生成・茶綿(もともと茶色の綿)を生かし、染色しておりません。
肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。
手つむぎもめんの特徴として、通気性・吸水性にも優れているので
布なぷきんにぴったりの生地といえます。
益久の布なぷきんの特徴
肌ざわりがやさしい
手つむぎの糸には綿花の毛羽がきれいに残されて紡がれるので、生地になった時の弾力が違います。デリケートゾーンにはうってつけの素材です。
吸水性、通気性にも優れた生地
通常の紡績布より約130%の吸水性があります。濡れていてもベタベタしづらく、汗もよく吸収します。
染料不使用
益久の布なぷきんは、生成と茶綿という綿そのままの色を生かした生地を使用しています。肌が過敏な方にもおすすめです。
生地について
和紡|わぼう
手つむぎ太番手で粗めに織られた平織りの布。やわらかい手ざわりで吸収力に優れている。
土布|どふ
手つむぎ中番手で標準的な打ち込みに織られた平織りの布。
蜂巣織り|はちのすおり
手つむぎ中番手を四角く浮き織りにし、蜂の巣のように織られた布。ワッフル織り。弾力性に富み、凸凹があるので通気性にも優れている。
防水シートと吸収体
益久の布なぷきんは肌に当たる部分は手つむぎもめんを使用し、漏れを防ぐためタイプによって「吸収体」と「防水シート」の二重構造になっています。
防水シート
「水」は通さず、「湿気」は逃ず優れもの。大きな粒の水(液体)、小さな粒の水(湿気)、粒の大きさが違うという性質を利用しています。
吸収体
白くフェルトのようなコシのある素材です。高分子吸収体のように冷却せずに、経血の吸収を助けます。
ストレッチレース
おひさまなどのホルダーに使用しています。
布なぷきんの使い方
使い方は至って簡単。下着に当てて、スナップボタンで止めるだけ。
最初は厚めのパットを使ってこまめにお手洗いに行くのをこころがけるといいかもしれません。
意識していると、感覚がつかめてくると思います。
冷え取りをされている方は、生理でない時もライナーをお使いいただくのがおすすめです。
使い回し術
個人差やその日の血量によって違いがあるので一概にはいえませんが、
月経時一日に必要な枚数は5枚~8枚くらいです。具合を見ながら調節していきましょう。
「予洗い」のお願い
益久の布なぷきんが届いた際、衛生面と素材の特徴から予洗いをお願いしております。益久の生地には綿本来の油脂が含まれており、予洗いせずにお使いいただくと水分を弾いてしまいます。洗うことによって油脂分が抜け、吸水力が高まります。
*洗濯方法については次項目を参照してください。柔軟剤のご使用はお避け下さい。
布なぷきんの使い方
外出時のひと工夫
外出時に使った布なぷきんは、そのままにしておくと経血が固まって取れにくいことがあります。
そのためには乾燥から防ぐため密封できるビニール袋に入れて持ち帰ってください。
小さなスプレーボトルにアルカリ洗剤を濃いめに溶かした溶液を入れておき、使用後の布なぷきんに吹きかけておくと、洗濯の際汚れが落ちやすくなります。
たたみ方
布なぷきんの洗濯について
経血の汚れは通常の洗濯では取れにくいものなので、
アルカリ洗剤を溶かした「つけ置き洗い」をおすすめします。
1. 予備洗い
使用済みの布なぷきんは、ざっと水洗いをし汚れをある程度落とします。石鹸などを使って表面の汚れを軽く洗い流しても良いでしょう。
2. つけ置き
フタ付きのバケツに水をはり、アルカリ洗剤(セスキ炭酸ソーダ等)を適量(水1リットルに対して約5~10g)を入れ、布なぷきんをつけ置きします。目安はだいたい12~24時間。お好みのエッセンシャルオイルを数滴入れると、殺菌やにおいを防ぐ効果があります。※バケツはホーロー製がおすすめです。
3. すすぎ
つけ置きが終わったら軽くもみ洗いをします。洗濯板で洗うのもおすすめです。洗濯機でもう一度水洗いをしても構いません。ネットに入れて洗った方がいたみにくいです。
4. 乾燥
脱水した上で形を整えて干して下さい。天日干しは、紫外線で殺菌効果もあるのでおすすめです。十分に乾いていない状態だとカビの原因になりますので、しっかり乾かしてください。